D(実行)が終わり、結果を受け入れるだけでは「やってみただけ」です。
「やってみた結果」がどうであったのか評価・見直し・分析をするCについて書きたいと思います。
計画通りにいかなくてもOKなのはここでの軌道修正があるからなのです。
P編、D編を読んでいない方はこちらからどうぞ。
PDCAサイクルの基本~P編~
PDCAサイクルの基本~D編~
◆結果を振り返る
P編にて「目標の明確化」について書きましたがここで活きてきます。
それは目標達成までどれくらいの進捗なのかを考えやすいからです。
「月間PV10万達成」という目標設定と「月間PV10万達成し収益は月間10万円を超す」という目標ではどちらが目標までの進捗状況が分かり易いか一目瞭然です。
最終的なゴールは「不労所得を作り出すこと」なのに気付けばPV集めに奔走しかねない状況です。
仮にPVが10万に到達していたとしても収益が満足出来るものでなかったらどうでしょうか。
P(計画)にて月間収益目標も設定していれば達成率を出すことも出来たかもしれません。
そもそも目標額を決めていれば当初の行動計画自体もっと別な計画を立てていたのかもしれませんし、行動の途中で現在の進捗では設定した目標額に到達できないことに気付き舵取りが出来たかもしれません。
色々と問題点が見つかります。たらればの話ですがこういった振り返りをしっかり行い何が原因で望んだ成果に結び付かなかったのかを明確にすることで効果のある改善策が立てやすくなります。
◆結果を評価/見直す際に守ること
それは「正確に」かつ「客観性を持つ」ということ。
主観が入ってしまうとどうしても「思っていた程の結果は出なかったけど頑張ったしな」といった思いが入ってくると良かったところはまだしも、「良くなかったところ」に対して言い訳もしてしまいがちです。
これでは次のA(改善)に支障が出てしまいます。
良くも悪くも自分が行ってきた行動を他人として見た時自分はどう感じるのか…と考えるとやりやすいかと思います。
ネット掲示板やアプリのレビューを見ていると心無いコメントが並んでいますが
他人には結構言いたい放題言えちゃうんですね。
ここではそれを自分に向けて言ってあげて下さい。
論理思考(ロジカルシンキング)を使いながら分析していくと問題点がより明確になるかと思うのですがこれについては別の機会に書きたいと思いますので興味を持ってくださった方はそちらも併せて読んでみて下さい。
◆まとめ
・評価/見直し/分析する際には「客観性を持ってもしくは俯瞰で正確に」行うこと
この記事では特に触れませんでしたが、ここでSを足すもしくは置き換えても良いとされています。
何のSかというとSTUDY(勉強)のSです。
改善する以前に自身の知識やスキルが足りていないことに気付けば当然必要になる事項です。
何が足りなくて、どうして出来なかったのかを具体的に把握することで勉強もピンポイントで行っていけます。
PDCAサイクルの肝の部分であるので自分本位の評価をしないように気を付けましょう!
自分で自分を甘やかした評価をすることに何の意味もないです。
誰かに見せるものでもないので存分にやりましょう!
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