普段当たり前のように使っているのであまり意識をしていないことが多いのですがお金(資産)を作るのには知る必要があるので記事にしてみます。
(口説こうと思っている相手(お金)の事を知らないのに振り向かすことは出来ないですよね。自分に魅力があって相手から寄ってきてくれるなら話は別ですがそれはもっと先の話…)
◆お金についてどれだけ説明できますか?
当たり前のように接していますが、あなたは人にこれを聞かれたらどれだけのことを説明することが出来るでしょうか。
もちろん人によって考え方は違うので、その分答えも1つではないのですがお金が果たす役割についての答えは似てくると思います。
僕の答えは「同価値のモノ、サービスと交換する為の共通の物差しである」というものです。
お金という文化が生まれる前まではどうしていたのでしょうか。ご存知の通り、物々交換という手段で社会は成り立っていました。
ではこれを成立させることは出来るのだろうか想像してみましょう。
今この記事を読まれているということは、パソコンやスマホ、はたまたタブレットを使用していることと思います。
これらからインターネットを使用してWEBサイトを見ることが出来るのは月々の「通信料」を支払っているからです。
ではこの「通信料」を物々交換で支払うことは可能でしょうか?
仮に「月々の通信料はお米10kg分です」とされた場合、単純にめちゃくちゃ大変です。
・交換するお米の価値を統一しなければ成り立たない
・交換するお米もまた何かと交換して手に入れなければならない
・交換する為のお米をどこに持って行けば良いの?
・保管する場所は確保できるの?
・そもそも無形のものである「通信料」と物々交換というのがイメージしにくい。
等々、例えは悪いかもしれませんが不便であることは容易に想像出来ます。
ここではお米を例に挙げましたが、他の食物での交換の場合でも腐ったりカビたりしたら当然価値も変わります。
もう1つ例を挙げてみます。
これを読んでいる方には電車を毎日使っている方も多いかと思います。
電車に乗るには目的地までの距離に応じて「運賃」を支払う必要があるのですが、これがお米5kg分だったらどうでしょう。
毎日お米を担いで通勤通学しなければなりません。それも往復分。
体は引き締まりそうですがかなり大変ですよね。
交通系ICカード様様です。
つまり「お金」というのはそういった物々交換ではなくその代わりを果たし且つ円滑にする役割を持っていると言えます。
腐りませんし。
◆お金って何で出来ているの?
次にお金の価値は何で裏付けられているのかを考えてみたいと思います。
成分の話ではないです。
仮に材料費で考えた時、お金に定められている価値と材料の価値はイコールではないと思いますが。
話を戻します。
簡単に言ってしまえば「国が発行している」ことが価値への裏付けとなっているのです。
何故国なのか。これは法をはじめ、ルールなどの取り決めを行っている機関であり、暮らしている人が国を「信用できるから」です。
※厳密に言えば日本では紙幣は日本銀行、硬貨は政府なのですが長くなるので「国」という言葉を使っています。
クレジットという言葉が「信用」という意味を持っていることからもそれは言えるでしょう。
少し例を挙げてみます。
・地元の商店街が発行している商品券
・オンラインゲーム内での通貨
・ビットコインなどの仮想通貨
これらも「お金」と同じ効力を持っています。
それは発行元のことを使用者とモノの供給者が「信用」しているからです。
つまり「信用」こそがお金の成分であると言えます。
◆まとめ
・お金は物々交換の社会に終止符を打った
・お金は共通の物差しである
・お金は「信用」から成り立っている
(共通の物差しであると同時に「裕福の尺度」でもあると思うのですが話が大きく逸れそうなのでこれは別の機会にでも。)
お金の成分を理解することで社会の見方もまた少し変わってくると思います。
もしかしたら「信用できるところ」にお金は集まるのかもしれませんね。
◆おまけ
余談ではありますが各硬貨の重さについて
1円=1g
5円=3.75g
10円=4.5g
50円=4g
100円=4.8g
500円=7g
10円玉の方が50円玉より重いんですね…
浪費を抑えたい方はコチラの記事もよろしければどうぞ。
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