ラクして稼ぐゼロと1の掛け算

毎朝決まった時間に決まった電車に乗り、当然のように人に押し潰されながらの通勤。

時々座席が空いて目的地まで座れるのが小さな幸せ。

 

「あぁ…何のために働いているのかな…」

…なんてことが頭を過る人もいれば、家族の為に歯を食いしばっている人もいることでしょう。

 

そんな頑張る企業戦士たちに朗報です!

もう満員電車に苦しむこともなく誰でも簡単に稼げる方法を…

 

…と、よくありそうな謳い文句ではありますが、本当にラクして稼ぐ方法はあるのでしょうか。

答えを先に言ってしまうと「あります」


◆どんな方法があるの?


※違法なものや人を騙すようなものは論外なので特に触れることはしません。

 

ラクをする方法は次の3つに分類することが出来ます。

 

①不労取得

②人が作った仕組みに乗っかる

③自ら仕組みを作る

 

冒頭の謳い文句の例はしいて言えば②「人が作った仕組みに乗っかる」に当て嵌まるのだと思います。

 

①の「不労所得」については別の記事にて少し触れているので興味のある方は覗いてみて下さい。

(働かずに収入を得る不労所得)

 

③の「自ら仕組みを作る」は一部不労取得を重複する部分はありますが、不労取得よりも稼働が多いイメージを。

自分で仕組みを作り上げるのでどのように収入を得ようとするかによって苦労の度合いも変わることでしょう。


◆うまい話には罠がある


①の「不労取得」や③の「自分で仕組みを作る」ことに関しては自分で完結するところが多いのでリスクもある程度予測が立てられます。

予測が立てられればその分リスクを回避する確率も当然上がります。

 

では②の人の作った仕組みを利用するのはどうでしょうか。

一見ラクそうに見えますよね。一番大変な仕組みを作る部分が終わったところに参入できるんですもんね。

 

ところがどっこい、そうは問屋が卸してくれません。

 

まず利用するにあたってその仕組みを理解していなくてはどんなリスクがあるのかすら分かりません。

 

作られた仕組みが公開されていれば吟味することも出来ますが、例えば仕組みを使用する前に資料などを購入しなければならない場合

中身を確認出来ないまま手にすることになります。

 

購入に投じた資金を回収出来れば良いですが自分には向いていない方法だったり、既に知っている方法の可能性だってあります。

皆さんは本を買う際には目次を読んでみたり少し中身を読んでみてから購入すると思います。

オモチャやゲーム、お菓子などでもパッケージの裏を見たりして中身を確認しますよね。

 

それが無いのです。

これでは当たるか分からない宝くじやギャンブルと変わりありません。

 

これはあくまで一例でしたが、人の仕組みに乗る場合に考えなければならないのは「何故この人は教えてくれるのだろうか」ということです。


◆まとめ


人によって「ラク」の感じ方は違うと思いますが、今回ここでは「働かずに」というニュアンスを前提で書いてみました。

字のごとく不労取得などがまさにそれです。他にもいくつも方法はあることでしょう。

 

ここで勘違いしてはいけないのは最初からラクが出来る訳ではないということです。

 

僕はラクをするというのは足し算で積み重ねていくのではなく掛け算をすることだと考えています。

ですが、0(ゼロ)にいくら数字を掛けても0(ゼロ)のまま

 

ということは、まず1以上にしなければ掛け算で数を増やすことは出来ません。これは土台や基盤を作ることを指します。

この1以上にするというのがそれはとてもとても大変なのです。

 

ですが最初の足し算が出来た人にのみラクをする道が見えてくるのですね。

それも必ず約束されたものではありませんが…

 

ただ誰しもがラクして収入が得られているのであれば通勤中の暗い顔や満員電車そのものを見なくなる日が来ているはずですよね。笑

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