PDCAサイクルもCにてきちんと評価が出来たら大詰めです。
評価を基に改善を行っていきます。
読んでない方はこちらからどうぞ。
PDCAサイクルの基本~P編~
PDCAサイクルの基本~D編~
PDCAサイクルの基本~C編~
◆改善に終わりはない
世の中に完璧なものなんてほとんどありません。もしかしたら存在しないのかもしれません。
当然完璧でなければ改善に終わりがないことは道理かと思います。笑
ただ、勘違いしないようにしなければいけないのは完璧なものを作ることを目標にしているのではなく「目標達成するための改善案を考える」ことが重要だということを忘れてはいけません。
◆情報を言語化することで整理整頓
C(評価・分析)で行った評価を整理する際に、これまでの計画や実行してきた内容を言語化します。
いきなり言語化と言われても困るかもしれませんが、自分がやってきたことをそのまま言葉(文字)にするだけなので難しく考えないでください。
人によってやりやすい方法があると思いますが僕が実践しているのはノートに書き出すこと。
パソコンやスマホに書き出すのではなく手書きのノートです。
詳細は別の機会に書こうと思うので割愛しますが、手書きノートの良いところは「自由度が高い」そして「一覧性が高い」というところが気に入っています。
「これとこれが繋がりそう」と思えば線で結んでみたり、見開きで全体を一気に見渡せるので情報をまとめて見ることができる点が特に気に入っています。
もしも言語化する方法やツールが思い付かなかったり特にこだわりがなければ試してみて下さい。
そして書き出したら目標達成に必要な事項に優先順位を付けていき、優先度の高いものから改善を行っていきましょう!
◆改善を行ったらサイクル
Aが終わったらPへ戻り、再びD→C→A→P…と繰り返していきます。
PDCAサイクルというように「サイクル」して初めて役立つのです。
改善を行いまた計画を立て行動したら今度は別の改善点が出てきたので新たに改善策を立て、それをもとに計画を立て行動し…と繰り返していくことで徐々に目標へと近付いていくんですね。
ということで決してAが終わりという訳ではないのです。笑
◆まとめ
夢をかなえるのだとなんだのと言っても毎日はとても地味なものだ。(中略)
そういう細かいことにひたすら追われるだけだ。
それがつまり、夢をかなえると世間で言われていることの全貌だった。
(よしもとばなな/「海のふた」(中央公論新社)より)
PDCAサイクルの作業自体はとても地味です。
時には面倒で投げ出したくなることもあるかと思います。
ただ、こうした地味な努力が続けられるかどうかも目標達成や自己実現などには必要であることをもし良ければ頭の片隅にでも置いておいてもらえれば幸いです。
これまで少しだけ努力してみたけど直ぐに諦めてしまった経験は皆さんあるかと思います。
見切りの速さも大切ですがPDCAサイクルで行うはずだった行動までシュミレーションしましたか?
過去に諦めてしまっていたことも今まで続けていたら達成できていたかもしれません。
何か叶えたいことがあれば参考にしていただければと思います。
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